水俣芦北広域行政事務組合消防本部では、令和7年9月27日(土)、水俣市の「国保水俣市立総合医療センター」において、国保水俣市立総合医療センター及び熊本県と鹿児島県の県境に位置する消防機関(出水市消防本部、阿久根地区消防組合消防本部、伊佐湧水消防組合消防本部)と合同で救急シミュレーション訓練を実施しました。
この訓練は、医療機関と県境をまたいだ消防本部との広域的な連携体制の構築と救急現場における対応能力向上を図ることを目的として実施したものです。
当日は、救急隊が実際の救急事案を想定した現場活動、搬送から受入れ、病院スタッフによる院内処置までの活動を実施し、一連の流れを確認、情報共有や役割分担の明確化を図ることができ、大変有意義な訓練となりました。
今後も、県境をまたいだ地域全体の救命率向上につなげることを目標に、地域住民の安心・安全のため、消防力の強化に努めてまいります。