7月に入り、海水浴やプール、川遊び等、水と接することが多くなります。この時期は毎年各地で水難事故が発生しています。事故を未然に防ぐため、次の点に注意しましょう。

水難事故から命を守る7つのポイント

(1)「立入禁止」や「遊泳禁止」などの表示がある場所には、見た目では分からない危険が潜んでいることがあるため、絶対に近づかないようにしましょう。

(2)疲労や睡眠不足を感じる場合など、体調が悪い時には無理をせず水遊びは控えましょう。

(3)1人で行動した場合、事故に遭っても周囲の発見が遅れて、深刻な事態となりかねません。複数人での行動を心掛けましょう。

(4)子供は大人と比べて危険を察知する力が弱いため、常に子供から目を離さないようにしましょう。

(5)飲酒後の遊泳は大変危険ですので、泳がないようにしましょう。

   (飲酒時は判断力、注意力、集中力、運動能力が低下します。)

(6)ライフジャケットの着用は溺水防止に有効です。身体のサイズに合ったものを積極的に着用しましょう。                                                           

(7)安全と思われる場所でも、上流(水が流れてくる方)での降雨により急に水かさが増し、水難事故につながる危険があります。事前に天気予報をチェックし、天候不良の場合は海や川に近づかないようにしましょう。

万が一事故が発生したら・・・

・大きな声で助けを呼び、119番通報し、救急・救助要請をしましょう。

・一人で助けに行くことは二次災害の危険性があるのでやめましょう。

・周囲に危険が無く、可能であれば浮輪や長い棒、ロープなど身近なものを活用し救助しましょう。