令和４年（１月～１２月）に全国で発生した火災の出火原因として、1位「たばこ」、２位「たき火」、３位「コンロ」となっています。コンロが出火原因である火災は全国で２，７７３件発生しており、火の消し忘れやガス漏れにより、火災へ発展してしまうことがあります。
１ ガス機器の正しい取付け
・ガス機器を柱や壁付近で使用すると、壁面等の木材が炭化して低温でも発火する
ことがあるので、柱や壁などから間隔を取って使用する。
・ゴムホース等は器具との接続部分をホースバンド等で締め付け、ひび割れ等が
無いか点検する。
２ ガス機器使用時の注意点
・点火の際には必ず火がついたか確かめる。
・調理中には絶対その場を離れない。
・来客や電話などでその場から離れる場合は、必ず火を止める。
・着衣着火に気を付ける。
・ガス機器の近くに燃えやすいものを置かない。
・ガス機器の使用時は、換気扇を回したり、窓を開けたりして、換気を心掛ける。
ガス機器を使用する際は、上記の点に注意して使用し、火災を予防しましょう。安全装置付きのガス機器を使用したり、住宅用ガス警報器を設置したりすることも有効です。