新型コロナウイルスの感染症の発生に伴い、手指消毒のため、消毒用アルコールを使用する機会が増えています。
そこで、火災予防上でのアルコールの特徴と取り扱い上の注意事項について紹介します。

◎アルコールの火災予防上の特徴
○火気に近づけると引火しやすい。
○アルコールから発生する可燃性蒸気は、空気より重く、低いところにたまりやすい。

◎火災予防上の一般的な注意事項
○消毒用アルコールを使用するときは、火気の近くで使用しないようにしましょう。
○消毒用アルコールの容器を設置・保管する場所は、直射日光が当たる場所や高温となる場所は避けるようにしましょう。
○消毒用アルコールの容器を落下させたり、衝撃を与えたりすることのないように気を付けましょう。
○消毒用アルコールを容器に詰め替える場合は、換気の良い場所で行うことを心掛け、漏れ、あふれ又は飛散しないように注意しましょう。