「熱中症」は、気温や湿度が高いなどの環境下で、体温の調節機能が上手く働かなくなり、体内に熱がこもってしまうことで起こります。熱中症になると、体温の上昇・めまい・吐き気・脱力感を伴い、重症の場合には意識障害やけいれんが起きることもあります。

昨年5月から9月までの人口10万人当たりの熱中症による救急搬送人員は、熊本県が全国で4番目に多く、年齢区分別では高齢者が約半数を占め、月別では5月頃に増えはじめて7月頃にピークを迎えています。

自宅内で熱中症を起こすことがあるので室内でも熱中症対策を心がけましょう。

 

熱中症の予防

・気温が高い日は室内でもこまめに水分補給をし、冷房をつけましょう。

・炎天下や非常に暑い場所での長時間の作業やスポーツは避けましょう。

・外出時は帽子をかぶる、日傘をさすなど、直接日光にあたらないようにしましょう。

 

熱中症かな?と思ったら

・涼しいところへ移動し、衣服をゆるめましょう。

・冷たいタオル等を脇の下や足の付け根に置き、体を冷やしましょう。

・自分で飲めるようであれば水分補給(スポーツドリンク等)をしましょう。

・症状が改善されない場合は、早めに医療機関を受診されるか救急車を呼びましょう。