ガス機器は、便利で生活になくてはならないものですが、取扱いを誤ると火災や爆発などの大きな事故につながります。ガス機器を使用するときは次の点に注意しましょう。
１ ガス機器の正しい取付け
・ガス機器を柱や壁付近で使用すると、壁面等の木材が炭化して低温でも発火することがあるので、柱や壁などから間隔を取って使用する。
・ゴムホース等は器具との接続部分をホースバンド等で締め付け、ひび割れ等が無いか点検する。
２ ガス機器の正しい取扱い
・点火の際には必ず火がついたか確かめる。
・調理中には絶対その場を離れない。
・来客や電話などでその場から離れる場合は、必ず火を止める。
３ 十分な換気
・ガスが燃焼するには、多量の新鮮な空気を必要とします。空気が不足すると不完全燃焼を起こし、有毒な一酸化炭素が発生するので、換気扇を回したり、窓を開けるなど換気を心がける。
４ 安全装置付ガス機器の使用
・事故を未然に防ぐためには「ガス漏れ警報器」の設置や「立ち消え安全機能」、「天ぷら油過熱防止機能」などの安全機能が付いた機器を使用することが有効。
※不明な点がありましたら販売店などに相談してください。